第2章 革命軍の日々
そして更に6年後、私は20歳になった。
いつもと変わらない日々を過ごしており、ノースブルー拠点の時、噂があった。
''北の海''で''死の外科医''という強いルーキーが出てきたと。
そんなある日。
「死の外科医の懸賞金が出たぞ!」
そうして興味本意で見に行った。
そう、本当に興味本意だった……
まさか生きてるなんて。
「死の外科医''トラファルガー・ロー''懸賞金5000万ベリーだ!」
私は子供みたいに泣き崩れた。
周りは意味不明で訳分からないといった感じだ。
生きてた。
ローが無事に生きてた!
もうそれだけで私は生きていた価値があったのだと感じた。
そして私は彼に会いたかった。
だから私は……
革命軍を抜ける事に決めた。