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短編夢小説 【呪術廻戦/狗】
第2章 少女漫画みたいな
柔らかな布団のベッドに座り込み、クッションを抱え込んで机代わりに少女漫画の頁を捲る。
課題を終えて、任務もなかった平日の夕方だった。
任務や実技はあるものの、基本的な生活は普通の高校生と変わらない。急な任務が入らない限り明日からの土日は休みだった。
壁にもたれ掛かり雪は更に指先を動かしていく。
漫画を読むなんて久しぶりだ。高専に入る前はよく読んでいた気もするけれど。
『 少女漫画みたいな 』
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