第7章 お風呂の侵入者(?)と男前なキミ
はい!やってきました!地獄のお風呂タイムです!!
シャワーの修理早くして!!
私は凪くんと御影くんに見張ってもらいながらお風呂に入る
何かお風呂から物音がするんだけど………やだな……………でも見張ってくれているし大丈夫でしょ!
その物音の正体は…………
『うっわ…………』
Gでした………
まぁ、退治ぐらい慣れているし………
『おりゃあぁっ!』
お風呂にある手桶の底のふちの所で一発で仕留める。
仕留め音がお風呂中にカーンと鳴り響く。
「「!?!?」」
「………何の音?」
「ちょっと様子見てくるか?」
脱衣所のゴミ箱にアイツ(G)の残骸をティッシュに丸めて捨てて再びお風呂に入ろうとしたら…………
『あ、2人共どうしたんだ?』
「……大きい音がしたから来た」
「何かあったんじゃないかと心配で………」
『お風呂にいたG仕留めていただけだから安心しろ』
「そうゆう事………」
「え、アレって存在するの?」
『ボンボン発言……』
まぁ、私は虫が好きって訳でもないが家族の中でも虫退治は私の担当だった。教室や部室でも私の担当…………理由は仕留めるのが得意で、ビビらないから
女々しい男子とか頼まれたりもしばしば…………
こんなんだから女扱いされないのである。むしろ男前ってよく言われる
『ふふん………』
「おーい、そこ心の声漏れてるぞー」
『はっ』
「やば………実音男前………あとさ、タオル巻いたまま仁王立ちしてるけど、目のやり場に困る…………裸よりはまぁ…………。隣にいる玲王も目ェそらしているし……………」
『また男前って言われた!って、何回も掘り返さないで!!恥ずかしいから!』
「ごめん、ほんと………つい………」
「さっさと行ってこいよ………」
ちゃんとこの後無事にお風呂に入れましたとさ。