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ストライカー達の支えに【ブルーロック】

第3章 一次選考





「一次選考を始める。
各棟55名…、全5チームによる総当たりリーグ戦だ。

最終戦の結果、上位2チームのみが二次選考へと勝ち上がるサバイバルマッチだ。」



…ついに始まる…!

それにしても同じポジションの人達が集まってるこの青い監獄(ブルーロック)において11人でいきなりサッカーをするなんて…。


思うことは皆同じなのかちらほらモニター越しでそのような声も聞こえてくる。



「お前らの頭で0から作り直すんだよ。今までの常識なんて捨てろ。」












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『さいっっあく!!!』



初戦チームX対チームZ。
試合を見る気満々でいたのに絵心さんに引き留められカップ麺を作るよう命じられた。

そしてアンリさんが居ないのを良いことに、私に身の回りのことをやれとこき使われてしまった。




『…はぁ…はぁ…。』


こんな全力で走ったのはいつぶりだろうってくらい夢中で走った。

間に合って…!





























『…え…?』


やっと辿り着いたフィールドは熱気というよりどちらかと言えば冷めた空気が漂っていた。


得点板を見れば5-0。
そして残り3分。

私が来るまでの間に何があったのか。そんなことを聞きたくなる状況。ここに来てわずか数秒でチームZの負けを悟ってしまった。

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