第5章 エピソード4(動あり要素は皆無の文化祭編二日目(水曜))
2日目。2日目は多分今日も会議に、来ないと思って動ありさんを訪ねた。
ちなみに今日も明日も1、2限目は会議、そのあとは授業、という時間割だ。
「君、俺のファンなんだってね、じゃあ話すわ。絶対に他の人にはいうなよ?」
「了解です。で、どうしました?」
「えー俺は対人恐怖症なんだけど、その理由は動あり少年時代に大きい事件が目の前で起きたからなんだ…」
「え、そうなんですか。それじゃあ私が克服させてあげますよ✨!」
「いい。ごめんだけど余計なお世話だ。」
「うーん。それじゃやっぱり自己肯定感を高めるところからですね!」
「ダメだ。聞いてないし。自己肯定感は俺あるよ。」
「いや。動ありさんは無いですよ!語源化はむずいけど」
「なんだそれ。」
そうして私はこの2日目から金曜日までの3日間、(そもそも来てない日もありましたが、)動ありさんの自己肯定感を上げるべく頑張った。(その過程はめんどいので省略)
一方クラスのみんなは先生もいないので遊んでいた。他のクラスもそんな感じらしい。