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セーラペルセウス(改訂版)

第5章 復活のカオス


「この女……使える。」
自室のベッドでゴロゴロしてわたしは、謎の声に起き上がった。
「誰?!」
わたしは恐怖のあまり外に出る事にした。行き場のないわたしはスマホの時計を見ると、16時の表示されてたのでとりあえず学校へと向かった。運が良けれは追試や補習をしてる美奈子ちゃんとうさぎに会えるかもと思ったからだ。
学校に到着し、足早に教室のドアを開けたが生徒は誰もおらずわたしは何気に屋上へと足を運んだ。
「お前には仲間や友なんか無に等しい。」
屋上の空の上から黒いモヤがわたしに語りかけてくる。
「あなたは?」
もう恐怖などなく、あるのは安心感だけだった。
「わたしの名前はカオス……手を組もうじゃないか秀麗。」
無意識にわたしはカオスに手を差し伸べていた。
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