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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第1章 財前とお隣の年下彼女


俺は財前光、中学1年生。学校ではクールだとか愛想がないだとか言われとる俺やけど幼馴染の涼子の前だけはちゃうねん。

「あっ!ひーくん!お帰り〜!!」

いつも涼子は俺が帰る時間になると家の前で待っててくれる。

財前「…ただいま。」

まだ家の外やからクールな俺のままや。

「あのね?ひーくんに宿題教えてほしいんだけど…」
財前「…えぇよ。とりあえず早く中入ろ?」
「うん!お邪魔しま〜す!」

そして家の中に入るとクールな俺ではなくなる。

財前「………涼子〜!ひーくん学校居る間寂しかったんやで〜?」

俺は涼子に抱き着きながら頬擦りをする。

「私も寂しかったよぉ…。」
財前「ホンマ?他の男に触られたりせぇへんかったか?」
「ん〜…運動会にやるフォークダンスの練習の時に手ェ繋いだりはしたかな?」
財前「………なんやてー!?…あかん!!よく手ェ洗わんと!!」

涼子の手を取り即刻洗面所へ行って手を洗う。

「……ちゃんと練習終わった後洗ったよ?」
財前「いやいや!念には念を入れんと!!」

そう言いながら俺は涼子の手を念入りに洗う。あぁ…なんて柔らかい手なんや…。

「ひーくん?そんなに長いこと石鹸で洗うと手荒れしちゃうよ。」
財前「……そりゃあかんな!よし!今度はハンドクリーム塗ったるからな?」

俺はハンドクリームを塗ってあげると言いながら必要以上に手をスリスリした。

「ひーくん?そろそろ宿題やろう?」
財前「……せやな。じゃぁ、ひーくんの膝に乗ってやろうな?」
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