第19章 白石蔵ノ介とツンデレ霊能者(メリーさん)
四天宝寺中では最近メリーさんの噂が流れていた。
謙也「おん!白石!自分、メリーさんの噂知っとるか??」
白石「メリーさんって・・・電話で『私、メリー…』っていう奴かいな??」
謙也「それや!なんかな隣のクラスで入院した奴おるやん?それってメリーさんの仕業らしいねん!」
白石「え〜。ホンマかいな?」
謙也「ホンマやって!そいつ、俺のオトンの病院に入院しとるんで昨日、見舞いに行ったらメリーさんが来るって怯えとったんや。他にもメリーさんが原因で引きこもりになったり体調崩しとる奴も多いみたいだしな・・・。」
白石「それなら早く涼子さんに相談した方がえぇんとちゃう?」
謙也「いやな・・・先週、涼子姉ちゃんと喧嘩してな・・・電話もラ○ンも無視されとんねん。」
白石「そういえば・・・最近、謙也の事ネタにしなくなったな。喧嘩しとったんかいな。」
謙也「そうやねん。だからな?白石から涼子姉ちゃんに話してほしいっちゅー話や!毎日会っとるンやろ??」
白石「・・・分かったで。部活終わったら涼子さんの家行って話してみるわ。」
謙也「おおきに!白石!」