第6章 再結集。
無事に採寸が終わって、
シゲの取材はこっちに向かってもらうよう
手配したらしく、空いてるリハ室を探して
全員揃ってのセットリスト作り。
満場一致で9人で一緒に歌った歌から始めたいよね、
となり、『NEWSニッポン』をオープニングで
歌うことはすぐに確定した。
錦戸「……まずさ、NEWSを卒業するわけやから、
3人が届けたい歌があるはずやろ?
それ、いま聴かせてくれへん?
やないと、チグハグになりそうやからさ。」
小山「4人ゾーンと3人ゾーンの曲は、
もう話し合って決めてるんで、流しますね。」
歌を流しながら、
シゲがホワイトボードにタイトルを書き出す。
①
②
③
④
⑤
①
②
③
④
⑤
山下「…すごい、いいじゃん!
最後に希望も感じる感じで…ねぇ?」
錦戸「ほんま…えぇやん!」
小山「……手越は、どうだった?」
目に涙をいっぱい溜めてたらしい手越に
話を振ってしまったせいで、
しまった……、
泣かせてしまった。。。
小山「ごめんごめん!!
そんなつもりじゃ、なかったんだけど…。」
手越「ちがっ……ほんと、ごめん!
すごくいい歌ばっかで、感動しちゃって。。
流れも…好きだな。」
小山「じゃあ…最後に6人ゾーンの曲決めますか!
山Pと亮ちゃんは歌いたい歌、ありますか?」
錦戸「…3人で歌っとった『あの日の扉〜』
みたいな歌詞の…。」
加藤「あ、『カノン』です。」
錦戸「『カノン』な! よっしゃ、覚えた!
『カノン』歌うんやったら、
『エンドレス・サマー』は外せんやろなぁ。。」
山下「うーん。。俺は…
『Fighting Man』かな!」
加藤「……それから、先日4人で話してたときに
上がった歌も書き出していきますね。」
錦戸「おぉ……。えぇやん、えぇやん!
ちょっと6人ゾーンの曲数多いから、
2曲はアンコールにまわすか。」
小山「アンコール、久しぶりにいいですね!」
山下「あ…、今はしてないの?」
小山「実は……そうなんです。」
山下「そうなんだ? でも、久しぶりに
『NEWS! NEWS!』って言われたいかも!笑」
増田「うん、そうしましょう!」
錦戸「よっしゃ、決まりやな!
けど、小山とシゲがこない歌うまなるとはな…。
俺らも本番恥かかんよう、練習頑張らなね!」