• テキストサイズ

【報道系】NEW STORY

第5章 めぐり逢う時間。






そんなこんなで、今日は
シゲの受賞祝いで
久しぶりにメンバー揃っての食事会。


小山「お疲れ〜! てか、だいぶ久しぶりよね!
2人とも元気にしてた?」

加藤「いやーーほんと、皆さん忙しくされてるから
逆に、揃うと新鮮ね。笑」

増田「オレは、みんなのこと観てたから
あんま久しぶりな感じしないけどねー!笑」

小山「何をおっしゃいますか。
増田さんもドラマにバラエティに
すごく活躍されてるじゃないですか!

また今度、ドラマやるんでしょ?」

増田「わ、知っててくれてる〜嬉しい!
じゃあ早速…、お酒たのんじゃう?」

小山「あ!! ごめん!
ちょっとだけ、待ってくれない?」

加藤「……なに? もしかしてケーキ?
48で小山の素手掴みケーキはキツイっす!w」

増田「…シゲ、それフリでしょ。笑」

小山「笑。それもいいけど、そうじゃなくて…」


オレは個室の入口に向かいながら…


小山「どうしてもね、もう一人一緒に
お祝いしたいってことで…

来てもらっちゃいました!」

手越「……突然来ちゃって……ごめんなさい!」

加藤「て……手越?!」


増田さんはビックリしすぎて
言葉にならないみたいで
ずっと目をまん丸くしてる…。


手越「あのときは…ホントに迷惑かけてごめん!!
オレ、独立して社長になってさ…。

責任のある立場になって初めて
脱退前の自分の行動がどれだけ周りの人に
迷惑かけたかやっとわかって…。

ホントに…、ごめん……。」

加藤「……。」

増田「ほんとに……てごしなの?」

手越「……うん。。」

増田「そんな…下向いたまんまじゃ
ほんとにてごしかどうかわかんないじゃん。。

顔、上げてよ。
てごし…。」


涙でグショグショの手越は
4人で一緒に戦ってたときの手越より
大人びていて…


増田「……てごしも、おじさんになってるぅ…w」


増田さんも
笑いながら泣いていて…


手越「小山さん、シゲ、増田さん…。
たくさん、迷惑かけてごめんなさい…。」


増田さんは
15年ぶりにようやく再会できた相方に
フラフラと近寄りながら
優しく、ハグをした。。。


増田「……てごしのやりたかったコト、できた?」

手越「…うん。」

増田「……楽しかった?」

手越「うん…。」

増田「それなら…よかった。。」










/ 61ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp