第4章 それぞれの道。
増田「ねぇねぇ! 3人のNEWSっぽいやつ
なんかあったほうがよくない?」
加藤「ん? あー…
3人のNEWSっぽいやつ…?」
本を布団にしてソファでウトウトしてた
シゲが目をこすりながら答える。
増田「なんていうかさ、ほら、4人の頃は
NEWS一文字ずつ割り当てて〜
とか、形を割り当てて〜
みたいなの、やったじゃん?
そんなのみたいな、
わかりやすい感じの。」
小山「確かに、あったらいいよね!
なんか、都合よく3つのものってあるかな〜?」
増田「昨日、考えてみたんだけど、
三和音とかー三拍子とかー三角形とかー?」
加藤「三和音って…TRIADよね。
三拍子は…ワルツか。
ジャズワルツ、確かにかっこいいよなー。
曲のことはプロデューサーの
あれがあるだろうから、とりあえず伝えてみよっか。
でも三角形ってさ、普通に図形として最強じゃん?」
増田「へぇ…、そうなの?」
加藤「四角形は横からの力に弱いし、
六角形はそれ単独じゃそんなに強くなくて。
三角形って実は、三辺がお互いを
支え合ってる均整のとれた構造体なのよ。
東京タワーも、スカイツリーも
取り入れてるくらいだからね。
俺たちもそういうふうに支え合っていけたらな…
とは常々思ってますよ?」
小山「なにそれ! 超ーいいじゃん!
あとさ! そういうタワー系って…、
光ったりもするよね?
なんか、光もさ…なかったっけ?
三原色みたいなの。
光のやつと色のやつがゴッチャになるんだけど、
なーんか…、あったよね?」
何やら携帯で調べていた増田さんが
突然、立ち上がって。
増田「あー! 小山、ナイス!!
あるわ。」
小山「でしょ?
オーロラ見に行く前に調べたのよ。
でも、もう忘れたんだけどさ。笑
何て書いてある?」
増田「んっとーー、光の三原色がー
赤と緑と青で…って、
オレと小山いないじゃん!w」
小山「あ、でも見て! なんか不思議だけど、
それが合わさったら白になんの?
白と言えば…
我々NEWSのグループカラーじゃないですか。」
増田「じゃあアレだね。メンカラとは別に
光バージョンがあってもいいよね?
ちなみにオレは赤がいいけど、
小山はどっちがいい?」
加藤「質問の…意味!笑」
まぁ、そんなこんなで
有馬記念の衣装が決まって。