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【報道系】NEW STORY

第2章 違和感。






〜増田side〜




あの音声を聞いたとき
……ショックだった。




それから、プレミアムで
オレが嵐の話をしたときのてごしの態度も。。




ただ別に…
誰かを責める気持ちとか、
そんなんじゃ…、なくて。




オレは…
ただ、哀しかった。




そんな騒動のなか、
翔君がご飯に誘ってくれて。


何かを言われたわけでも
聞かれたわけでも、なくて。


ただただ、普通に
楽しく食事の席が進んで。




翔君のその気持ちが
ありがたすぎて……辛かった。




てごしの件とコヤシゲの件は
同時期に起きたことだったから
混同されがちだったけど、




オレ的には
全くの、ベツモノで…。




オレは…いくらメンバーとはいえ
誰と付き合おうが
そこには介入できないと思っている。




オレの生き方や考えを
小山やシゲやてごしに
押し付けたこともなければ、




これから先だって
そんなことをするつもりは
一切、なくて。





だけど―――……。




あの歌が
てごし本人によるものだということは
すぐに、わかった。




皮肉なもんだよな。
相方だからこそ、だなんて。。




オレはどんなときでも
てごしの歌の一番の理解者であり続けたいと
思っているし、


てごしのファンの人たちに負けないぐらい、
てごしのことも、
てごしの歌も愛してる自信がある。




オレはてごしの頑張りを
多分、てごしの次に知ってるから…。




あれほどまでに歌に対して自信を持つのは
ある意味当然だと思うし、


そこまで努力し続けているてごしのコトを
オレも誇りに思っているのは事実だ。




でも、だからと言って他人を
見下していい理由になるはず、なくて…。


そして、なにより…
並々ならぬ努力をして手に入れた歌の価値を
自らおとしめるような行いに。


それを仲間と笑い合える価値観で生きている
という現実に苦しんだ…。





てごしの仲間と会ったことはないけど…、
何を笑うかでその人の人柄がわかることも
多いと思うから。。











心が変われば、
人生が変わる。













てごしの心は
いま、
どこにある―――…?




















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