第10章 完結:元彼藤田と元カノ金閣寺•激しい嫉妬
「止めて!ゆ。あぁ!ゆう・・・・・・あぁ///」
こんな怖い顔をしたゆうやは、初めてだ
普段は。誰にでも優しくて、明るくて
素直になれない俺に笑顔で何度も可愛いって・・・・・・
それなのに
「ぐぅう!あ!んぅ!痛い!嫌だ!もう・・・・・・!」
「こんなもので痛いとか言うな!感じてる癖に!」
「あぁあ!!ぁあん・・・・・・ぅ・・・・・・こんな・・・・・・」
こんなの、俺が大好きな、ゆうやじゃない!
「こ、のクソ野郎がっ!!!!」
「・・・・・・・・・・・・」
「ぜぇ!ぜぇ!お前、なぁ。躾とかお仕置きとか
やりたい放題やりやがって。尻の穴が使い物にならなくなったら、どうすんだ、このボケぇ!!!!」
もう何が何だか頭がぐちゃぐちゃだ
涙でぐしゃぐしゃに濡れて、声は少し枯れてしまって唇を噛みしめるだけ
俺は服を着替え、荷物をまとめて靴をはく
「もう俺に関わるなーーーさようなら・・・・・・!!」
外はどす黒色に、よどんでいて
雨がふりだして地面は濡れて水溜まりが出来ている
俺の涙のようだ・・・・・・・・・・・・
「ゆ、うやの ばかぁ・・・・・・ぐ・・・・・・!」
尻の穴が痛い。こんな事で別れるなんて。最悪だ
雨に濡れながら、自宅に帰宅していった