第9章 完結 マジックミラーと乱交と媚薬使用で危ない道に目覚める
この藤田とかいう奴、そうたに馴れ馴れしくないか?人のプライベートまでズカズカ入りこむんじゃねぇよ。
「何でそれを••••••っ///」
「おやおや。図星でしたか!最近の若年層共は肉食系の人間が多いものでね。あなた方もそっち系の人間側で安心しました。」
何言っている?日本語おかしいぞ。
「申し訳ございません。少々度が過ぎましたよね。困惑させてしまったこと、心からお詫び申し上げます。ところで!お2人様はキャンピングカーはお好きですか?」
「キャンピングカー?まぁ。男のロマンですし。わりと。好きっす」
「キャンピングカーは、俺も好きかな。将来結婚したら購入するつもりですし。」
「おー!!意気投合しておりますねー!!ラブラブで羨ましいなぁー。僕は彼女と恋人ならず友達のままでいてさ。いつまでたっても振り向かないし。男と恋仲なってみたものの。一進一退で現状維持。はぁ••••••••」
なんだかな。ハイテンションになったり、ローテーションになったり気分の温度差が慌ただしく異常。感情的で豊かなんだなコイツ。
「藤田さんなら、素敵な人出来ますよ。自信無くさないで。ね」
俺は一瞬、そうたが天使に見えていて
あまりの愛らしさに、口元をおさえて視線をそらせて悶絶する
(めちゃくちゃ、カワイイ!ヤバい!あぁ••••••尊い!)
「そうたちゃん。あんがとね。俺もうかうかしてられないな。ねぇ。俺そうたちゃんの事好きになっちゃった♪お友達ならいい?」
っておいこらテメェ!友達になれとか馴れ馴れしいんだよ!つーか、そうたちゃんとか呼ぶな!
「あぁ。俺も藤田さんとお友達関係でいたいです。」
「マジ?!そうたちゃんって、チョロ過ぎるよ(ボソボソ)悪い子だね。」
今一瞬、仮面剥がれてブラックな面が丸見えだったぞ。こいつ二面性か?
「あ。彼氏さんはここに残っていてね。ちょっとだけ、そうたちゃんとゆっくりお話してくるから。さぁ行こう!」
「?はいーーーっおわっ••••••広!!家具が置いてある。こっちは 大きく広々な窓!あれ?この窓。何もうつって、ない?」
「はは。気にいってもらえて嬉しいよ。実はこの窓はね。マジックミラーだよ。」
「は?なっ///藤田さん!?や••••••ぁ••••••」
「逸材だけでなく。素質もあり、だな。」