第9章 完結 マジックミラーと乱交と媚薬使用で危ない道に目覚める
学校にて終業式を済ませた翌日の土曜日
俺は奏多を誘い、二人っきりで外の景色をブラブラと歩いて立ち止まり眺めている
「終業式終わって、ようやく冬休み突入か。一日中ゴロゴロなんて最高だろうけどさ。そうた。お前はどうするの?」
「•••••••••••••••」
「ん?おい。聞いてる?おーい!!へぇ。無視するとは、生意気、だな•••••••••っ••••••」
「っんぅう?!っう••••••か。はっ!!お。お前、いきなり、ぜぇ、なにやって••••••••」
「おー。やっとこっち向いたなー。お前、俺が話しかけている途中、ぼーっとすんなっつーの。せっかくデートしているのに。さみしいじゃん。もう•••••••••」
「べ。別に。無視なんか•••••••••思い出していたんだよ。この前の。その•••••••••」
そうたは、顔を真っ赤にさせて
もじもじと体を揺らして俺の顔色を伺う
この前、って•••••••••
「泊まりの時の初エッチか!!」
「なっ!!こ。この、バカっ!!!!!!」
ドゴォ!っと、そうたの強烈なパンチが
俺の腹へ見事に命中(クリティカルヒット)して悶絶していた
「こ。声、大きい。んだよ。ばか」
「ん。俺がデリカシーなかった。訂正します。」
「う。分かれば。いい。ったく•••••••••」
???「ちょっとそこのお二人さん!ちょーっと止まってくれる?わたくし、マジックミラー専門のお店を経営しております藤田と申します!お二人さん、恋人同士ーーーでしょうか?」
な。なんだこの妙なハイテンション野郎は
恋人同士って•••••••••照れるな•••••••••
「別に。ただの友達。で、す••••••」
「••••••••••••」
「わたくしの目はごまかせませんよ?あなた。お名前は?」
「は?あ。そうた。です。」
「そうたさん。あなたは性交は既に経験済みですが。それ以上は前進しておらず現状維持していますね?」