第6章 完結 そうたの家にお泊まり
「やぁお二人さん!遊園地デート楽しめましたか?」
「聞けよ仙倖(のりゆき)。ゆうやの奴俺の楽しんでる反応ばかり嬉しそうに写真とるから、ほっぺつまんでやったわ。」
「へぇー?そっかぁあ。」
「ニヤニヤすんな!ったく••••••」
「おはよー。あ。おはよ そうちゃん」
「そうちゃんって呼ぶな•••••///」
「そうそう。のり。昨日の遊園地のお化け屋敷の時にさ。そうたの奴ーーー」
とこそこそ内緒で暴露しようとしたら
思い切り足を踏んづけてきて、言葉にならない悶絶した声を漏らす
あまりの強烈な痛みなどお構いなしに
「余計な口はふさいどけよ。俺がお化け苦手なのは、絶対に誰にも喋んなよ。」
「••••••言うわけ、ねぇじゃん。お化け苦手でキスしたなんてさーーー」
「声でけぇえんだよ!!!あ••••••ん。調子のんなっつーの••••••あと。す••••••好きだよ••••••トイレ行ってくる!!」
「はっはぁあ~ん。これは。なにか
おいしい展開になったようですねぇ。ゆうやくん。あの様子だと、本性の仮面が破れる頃合いかもね。」
「お前には感謝しているけど。一体何企んでんだ?」
「別に?過去に色々あったの聞いてない?そうたちゃんが中学の頃に乱交プレイされた事件。それに俺聞いてたんだよね。お前とそうたが保健室でエロイ事していたの。安心しろよ。口止めするくらい真面目だからさ。ばらまいたりしねぇから。他の男に告白されないようにちゃんとお前から告白しろ。最終的にはーー俺が奪うから。はい」
のりの手に渡されたのは四角い透明な包み袋だった。
「性交用のコンドームだよ♪ちゃんとつかめよ?」「お。おま!?これ、どこで!あ!!
」
「あ。そうちゃんーーー•••••••••よ••••••」
おい。あいつ、そうたに何囁いてたんだ?
「そう、た」
「別になんも••••••今日俺家1人だから、良かったらその••••••泊まれよ••••••」