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スーパールーキーの忘れ物 【SLAM DUNK BL】

第1章 妊娠と出産


三井site

湘北を日本制覇してから
暫く経ってから 流川は
俺に何も言わず

一人でアメリカに行ってしまった。
妊娠している俺を置いて‥

大学に行っても 湘北のバスケ部の連中たちと
連絡取っていた。

桜木や宮城は怒ってくれていた。

赤ちゃんは 流川と同じ誕生月の1月6日予定。
出来るなら 流川と同じ誕生日に生まれてきてほしいと思っていたが

やはり 流川の子だった。
予定通り1月6日に生まれた。
女の子。

生まれる前は 空気を読んで 父親と同じ日に
生まれや!と言いたかったが
娘の顔を見たら 俺は 「元気に生まれてきて
ありがとうな」と 言っていた。

娘は 流川に似ていた。
確か 女の子は父親に似ると
幸せになれる言い伝えがある。

性格は 俺に似たけどな。
名前は 霊夢(れいむ)と名付けた。

勿論 湘北のバスケ部の連中にも見せた。
彩子と赤木の妹は 「かわいいー!」と
言ってくれた。

桜木を含め男共は 恐る恐ると抱っこしていた。
「霊夢を落としたら 承知しねぇぞ」と
脅しかけやった。

意外にも 桜木が霊夢のことを
可愛がってくれた。
まるで 父親のように。

その頃の流川はアメリカの大学でも
有名になっていた。



流川‥会いたいよ‥会って
霊夢を会わせたい‥

そんな時 流川の熱愛報道が流れた。
俺という恋人がいながら。

でも あっちの国は
俺のことを知らない。

だったら 俺だけで 霊夢を
立派な大人にしてやる!という
やる気が出てきて

産休を3ヶ月取って
無事に 大学に復帰した。

霊夢は 俺の両親が見てくれてる。

そして プロバスケチームからの推薦で
川崎のチームに入団した。

どうやら 俺は シンママスリーポイントシューターとして 有名になっていた。

今でも 流川のことを忘れていなくて
それでも 会いたいって言わなかった。

そんな時 桜木は 流川を追いかけて
アメリカに渡ったと聞いた。

そのきっかけで 流川が‥

俺は思っていなかった。



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