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~SWEET BLACK POLICE~ 【DC:降谷零】

第21章 Corpse


「そっ…そうですね、うーん、責任感があって私を守ってくれるところでしょうか。あとは、私を真っすぐに愛してくれるところ…かな?」

何これ…恥ずかしすぎる…ゼロ君には絶対聞かれたくない!!

「嬉しい話してくれてますね」
「?!」

なんと絶妙なタイミングで現れるんだ…この人は…。

「安室さん!聞いてたんですか?」
まさか本人に聞かれていたなんて…恥ずかしすぎる。もうヤダ…帰りたい…。

「バッチリきいてました。いやぁ、陽菜さんが僕のことをそんな風に思ってくれていたなんて、嬉しいです」
爽やかな笑顔で私を見つめてくる安室さんは、凄く楽しそうである。くそぅ、もう絶対言わない!!

「おまたせしました!からすみパスタです!」
「わぁ!美味しそう!いただきます、梓さん」
出来立てほやほやのパスタはお腹がすいていた私の食欲さらに掻き立てる。意地悪な安室さんは無視して私はパスタを口に運ぶ。



「はぁー、美味しかった♡やっぱり梓さん、特製からすみパスタは最高ですね!」
「ありがとうございます、そんな褒められたらてれちゃいますよ」
「ふふふっ。たくさん照れてください」
梓さんと女子トークを繰り広げていると、安室さんがアイスクリームを持ってきてくれた。

「陽菜さん、こちらサービスです。もちろんお代は僕持ちで」
「わぁ、ありがとうございます!!」
安室さんは私を微笑みながらじっと見つめてくる…。
「えっと…安室さん?私の顔に何かついてます?」
「いえ、相変わらず可愛いなと思いまして」
「?!」
私が、照れるのを分かっていて、さらっとそういうことを言ってくる安室さんは意地悪だ…と思いつつも、アイスクリームに罪はないので全ていだく。アイスクリームを食べ終えると、梓さんがいつもご飯を食べに来る三毛猫の所に行くと言うので、猫好きな私は一緒に見に行くことにした。

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