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うちの上司は【DC/降谷】R18

第6章 素直に


タクシーに乗りチラッと横の上司を見た。

「酔いはさめたか?」
「酔ってません。」
「あんな目で顔を赤くして?」
「あんな目…?」

どんな目だ。


「…はぁ。いつもあんなに飲むのか?」
「まだ数杯です。」

じとーっと呆れた顔で見られたが、本当にまだまだ全然飲めたのだ。


「まぁ、いい。僕の仕事も終わったしな。」

………ん?


「仕事?」
「あぁ。すこし調査したいことがあって、夏目があのお店を合コンで利用しているのは知っていたからな。」
「……。」
「あの場所からよく写真が撮れた。」

私の背後から手を伸ばしてコソッと盗撮してたのか!
…だから、私に席を移動するなって言ったのか!!!

淡々と携帯で先程の写真を確認しているのか、足を組み携帯を見つめている上司をわなわなと見つめた。



「…合コン……。」
「あのまるで出会いを求めて無さそうな彼らとか?まぁ、僕の横の女性は純粋に楽しんでいるようだったが。」

…仕込みバレてた。


「今回は安室の探偵の仕事で仕方なくだ。あの店を予約してくれて助かったよ。」
「……教えてくださったらよかったのに。」
「僕が合コンをすると思うか?教えずとも分かってると思った。」


ふっと鼻で笑う上司から目を逸らし、タクシーの窓の外を眺めた。





私。

やっぱり。

この上司!苦手っ!!!











「急にめぐみって呼ぶから…、ときめき返してくださいっ!」
「…呼んでない。」
「呼びました。」
「安室はそうだな。」
「呼び捨てしましたっ!」
「してない。聞き間違いだ。…というか、ときめいたのか。」

ふふんっと勝ち誇ったように上から見下ろす上司に腹が立つっ!



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