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うちの上司は【DC/降谷】R18

第36章 上司 降谷零の力


寝る前にはスマホは見ない方がいい。


そんなことはわかっている。が、それでも調べたいことがあった。



『ドライブ 都内日帰り』


スマホに入力してでた検索結果に目を通していく。
調べれば調べるほど候補がありすぎて、迷ってしまいそうだ。


釣り、果物狩り、ハイキング、プラネタリウム……。
どれもピンと来ない。


「いくつか候補を挙げて、めぐみにも見てもらうか…」

スマホの時間を確認して、そっと画面を消した。

めぐみのことだ、どこに行ったとしても文句を言うようなことはないだろう。
しかし、行くからには楽しませたい。



もうすぐ眠りにつく、と言うところで、枕元に置いた携帯がなり始めた。
こんな時間のメールだなんて、嫌な予感しかしない。


少し重くなった瞼を開け、携帯を見ると、案の定だった。



『バーボン。仕事だ。イタリアにベルモットと向かえ。』


ラムからの指示だった。


一気に目が覚めた。

ラムからと言うことなら急ぎだ。

布団から起き上がり、ズボンを履いているともう1通のメール。
今度はベルモットからだった。

『朝イチの飛行機で行くわよ。』

朝イチということは寝ていられないな。
準備をしなくては。
ポアロに連絡もいれ、部下たちに仕事の指示。
偽装したパスポートや向こうで使える携帯も。



『来週にはデートに行こう』



つい半日前に交わした会話だ。

ーー…めぐみにも断りのメールを入れておかないと。

一週間で帰って来れるとは限らない。
まためぐみを後回しだ。


チクチクと痛む胸にため息をひとつ吐いて、ベルモットに返信をした。


『了解。』


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