第29章 ヒミツの関係…?
しーっと息を吐く吐息が胸の先にあたり、それすら気持ちいい。
私は手の甲で自分の口元を押さえながら、必死で首を振った。
声を我慢なんて出来っこない。
「む…りで……すよ。」
舌先でコロコロと転がされ、私は下唇を噛んで声を出さないよう耐えた。
わざとらしく水音をたて、吸い上げる。
「…んんっ…はっ……」
「めぐみのその我慢する表情がたまらないな。あの時を思い出す。」
ーー…あの時?
「薬で快感に耐えるめぐみ。」
乱れて、良がり、欲しがったあの時の私。
「…あれは……」
「やっと、本来のめぐみを見れる。」
タイトなスカートの裾に手をかけ、上に捲っていく降谷さんの手首をおさえ抵抗をしたが、もうそんな力なんて残ってない。
足がガクっと落ち、座り込みそうになったが、降谷さんに支えられた。
「なんだ、もう立てないのか。…立ったまま一度イかせよう思ってたのに。」
「…もう……これ以上は…本当に、誰が来ちゃいます。」
「うるさい。ここに座って。」
私がさっきまで用意してた会議室の机に持ち上げられ、座らされた。
「ふ、降谷さんっ…!」
「鍵は閉めてる。」
ーー…いつの間にっ!
「それにこのフロアの会議室は全部、防音が強化されてる。安心しろ。」
「…安心って……ひゃっ」
長机に座り、足を開かされた。
ストッキングを履いているが、下着まで見えて恥ずかしい。
降谷さんは何かを思いついたのか、ニヤリと笑って、黒いジャケットを脱ぎ捨てた。