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うちの上司は【DC/降谷】R18

第23章 上司 降谷零の勘違い



「キスしたい。」


あの日、そう僕が言った時、めぐみはダメだと言いながらも、自分から僕を求めた。

だからきっと…








「キスをしてもいいか聞いただろう。それが答えだ。…まさか、わからない?」
「…え?何がですか?」

自販機の前でキョトンとして首を傾げるめぐみの頭をゴンっと拳を落としてやりたくなった。
目をパチクリさせる様子は可愛いと思ったが。


キスは恋人としかしないと言ったのはめぐみだろう…!


だから、事前にキスをしてもいいか、確認をとったんだ!















「風見。」


数日後、執務室には僕と風見しかいない。
その時を狙って風見に声をかけると、パソコンから顔を上げ、こちらを真剣な顔で見た。


「なんでしょう。」
「君は人に告白をしたことがあるか。」
「…………………は?」



長い間(ま)だ。



「だから、人に自分の気持ちを伝えたことがあるかと聞いたんだ。」
「あっ、いえ!自分は公安になってからはありません!」
「その前はあるんだな。」
「人並みには…。」
「いくら伝えても、気づいてもらえない時どうしてる。」
「…………………は?」


何故か顔を赤くしてメガネを上げる風見を、むっとして睨みつけた。


「別に僕のことじゃない。」
「あ…そうでしたか。」
「潜入に必要なことなだけだ。」
「そうですよね!降谷さんはズバッと好きだと伝えますよね!」

…好きだ。


「抱きしめたり、口付けしたり、特別だと言えば普通伝わるよな。」
「……えと…。」

再び顔を赤らめる風見をまた睨みつけた。

「だから僕のことじゃない。」
「一度遊びだと思われたら…どうでしょう。」
「…遊び。」
「自分は好きだと伝えますが…、降谷さんも伝えるでしょう?」
「そんなの当たり…ま……え…。」



伝えたか…?


いやでも、普通わかるだろう。



『遊びだと思われたらどうでしょう。』




まさか…僕がめぐみを遊んでると思っているのか…?


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