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うちの上司は【DC/降谷】R18

第18章 出会い


「すすすすすみませんっ!あれ!?私どこから夢…?あれ!?ゆ、夢っ!?」

「夢?」
「降谷さんの夢みて…あれ…?」
「僕の夢をみてくれたのか?」
「えっ!?」

降谷さんが少し嬉しそうに私の頬を撫で始めた。
「ここに型が付いたな。」

どうやら降谷さんの膝に頬を乗せて寝てしまっていたようで、申し訳なさでいっぱいだ。
あんなに忙しいのに、私が寝ちゃうなんて!

し、しかも…あんな夢まで…!


「本当にすみません!お疲れなのに…。」
「めぐみも寝ずに頑張ったんだろう。気にするな。起こせばいいのを起こさなかったのは僕だ。」

降谷さんは私にかけてくれていたジャケットを取ると立ち上がった。

「あ…。」
「なんだ?僕は帰る。気持ちよさそうに寝てるのを見てると僕も寝たくなった。」

廊下を歩いて玄関に向かう降谷さんを追いかけた。


「じゃあ、よかったらここで寝ますか?帰ってる時間も勿体無いので。」
「…。」

私は寝室のドアを開けたが、降谷さんはじとっと私を睨むだけだった。
睨まれた理由が分からなくて私は一歩引いてしまった。

「あ、すみません。人のベッドは無理ですか?私は夜も練習予定なので、全然使っていただいても……」
「君な。」

降谷さんは私の肩を掴むとぐっと寝室に押し込んだ。

「…っ!?」

ドサッと布団に押し付けられ怖い表情の降谷さんが私の顔の横に手を付いた。

「めぐみがいつも寝てる布団で寝られるわけないだろ。馬鹿。」

あまりの早い動きに何も出来ずにいると降谷さんが私のおでこをコツンと叩いた。

「少しは抵抗しろ。それでも公安か。」
「す、すみませんっ。」

叩かれたおでこを手のひらで抑えると、降谷さんは私の上から退けて寝室から出て行った。
わたしも慌てて起き上がって、玄関に向かった降谷さんを追いかけた。

「すみません…、次は降谷さんが寝られるようシーツとか洗って布団干しときます。」
「…そうじゃない…どこまで君は。はぁ。もういい。」

大きなため息をついて、降谷さんはわたしの家をあとにした。
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