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うちの上司は【DC/降谷】R18

第14章 彼氏


朝の日課である走り込みとトレーニングは無理なくほぼ毎日続けている。
肌寒い朝でもこれだけ走れば結構汗をかいていた。

「ふぅ。」

汗をぬぐい、ストレッチ。
すると、携帯に連絡が入り私は通話ボタンを押した。


「夏目、昨日から帰れてないんだ。来る途中…」
「わんちゃんの餌やりですか?」
「あぁ。悪いな。」
「わかりました。時間外手当は申請してもいいですか。」
「出ると思うか?」
「はーい。」
「今度ポアロでケーキでも出してやるから。」
「…。」

ポアロに行けってことじゃないか。

「ポアロの出前がいいです。」
「店舗に来るのは嫌か?」
「…安室さんがちょっと。」

苦手とは言わないけれど、いや、苦手だ。
言葉を濁すと降谷さんは楽しそうに笑った。

「そんなこと言わず僕に会いにきてくださいね?めぐみさん。」
「ひぃっ」

私は咄嗟に通話ボタンを押してしまった。
耳元で降谷さんの声で言われたら鳥肌が立つ。

私はあとから怒られることを確信しながら、携帯をポケットにしまい、自宅に向かった。













  ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••




「おはよ、高橋。」
「遅刻じゃん。」
「上司の命令だから仕方なーいの。」
「そ。」

わんちゃんの餌やりにいまだに手間取ってる。
飛びかかれないよう逃げながらしてたらこんな時間だ。

「降谷さん昨日から帰ってないみたいね。」
「あぁ、地方いるって。」
「ふーん。」

本当忙しい人だな。


「今日から一人増えるって知ってた?」

パソコンの電源をいれ朝のメールチェックをしようとしていると、横から高橋に言われた言葉に私は驚いた。

「えっ?」
「サイバー対策から一人。」
「そうなの?知らなかった。」
「今風見さんが連れてくるっぽい。」
「だから、今日はこっちに来いって言ってたんだね。」

もしかして私に後輩が出来るってことなのだろうかと、ソワソワし始めた。
別に年下とは限らないから、気をつけないと。

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