第9章 全てを委ねて
身体をベットに預け息を整える花子の足をシャンクスは徐に掴み開いた。
「ばっ…?!」
「おぉ~、結構出たなぁ~!」
「お頭…。」
くぱくぱとヒクつく花子の秘部からは収まりきれなかったシャンクスの欲が溢れ、何故かそれを嬉しそうにシャンクスは眺めている。
「ちょっ!止めてよっ!」
「…やべぇ、また勃ってきた。」
「ンあっ!」
「おい、お頭。次は俺の番だぞ。」
勿体無いとでも言う様に溢れ出た己の欲を指で掬い擦り付けるシャンクスに、ベックマンが彼を押し退け花子を見下ろす。
「…。」
「あの…ベックマンさん?」
出来れば休憩したいと言う花子をよそにベックマンは何も言わずヒクつくそこに指を突っ込んだ。
「ひやぁっ?!」
「あぁ?!ベック!何しやがる!?」
「このナカにぶち込むのは何か癪だ。」
「んやぁっ、アァッ!」
吐き出されたシャンクスの欲を掻き出す様に指を動かすベックマン。しかし、その動きはいい所を的確に刺激し敏感になっている花子は身体を震わせている。
「ンッ、アッんっ!」
「どうした?俺は綺麗にしてるだけだぜ?」
「…お前もいい性格してるな。」
ビクビクと跳ねる花子をベックマンはニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべ、粗方掻き出したのかナカから抜いた指をシーツで拭う。
「あ…。」
「ほら、言いたい事があるなら言ってみろ。」
割り開いた足の間に身体を滑り込ませぐずぐずになった秘部に先端を擦り付ける。中途半端な刺激を与えられ花子は強請る様な視線をベックマンに向ける。
「あの…っ」
「お前がして欲しい事を俺はしてやりたいんだ。」
きっと彼は自分が言うまで何もしないだろう。2人によってその先にある快楽を知ってしまった花子は、頬を撫でるベックマンの手に擦り寄り自分の手を重ねた。
「満たしては…くれないんですか…?」
「「…。」」
早くこの身体の疼きをどうにかして欲しい。彼のモノで貫いて欲しい。そんな意味を込めて見上げれば2人はうぐっと言葉を詰まらせる。
「…お頭、こいつはまた厄介だな。」
「…無意識だから余計にな。」
「?」
はぁ…と大きな溜め息を1つ漏らす2人に訳が分からず花子は首を傾げる。