第9章 全てを委ねて
シャンクス side
ぐったりと身体をベックに預ける花子から離れ俺は服を脱ぎ去った。それを察したベックも裸になった俺に花子を預けると服を脱ぎ出す。
「やぁっ…ン…」
「悪いな、花子。俺も限界だ。」
ベットに横になり俺の上に跨がる花子の秘部に勃ち上がった自身を擦り付ければ、艶かしく腰をくねらせる。
「ひぁっ、ん…あっ」
「ははっ!これだけでもイきそうだな…。」
濡れた花子のそこは温かく挿れてもないのに絡み付いてきて、物欲しそうな目で俺を見つめる花子に自然と口元が緩む。
「まっ…!ゴム…!」
「そんなの今更だろ?」
裸になったベックが後ろから花子の腰を持ち上げ俺が先端を擦り付ければ、花子は焦った様に腰を引かせる。
(それに…孕んじまえばお前は俺のものだ。)
むしろ孕んじまえと思い花子の腰を掴み一気にナカを貫けば、言葉とは裏腹に俺のモノに絡み付き離そうとしない。
「アあァッ!」
「っはぁ…!こりゃ、やべぇな…!」
「それじゃ、俺はこっちだな。」
「ひっ!」
きゅうきゅうと締め付けるナカに持っていかれない様に腹に力を入れる。花子の身体を俺の方に倒したベックがニヤリと笑いながら彼女の尻に腰を擦り付ける。
「まっ…そこはっ!」
「何だ、ベック。そっちもイケんのか?」
「あぁ、だが安心しろ。今日は挿れねぇよ。」
安心させるようにベックは花子の尻を撫でるが、悲鳴にも似た声を上げた花子は恐怖で身体を強張らせ俺のモノを締め付けた。
「っ!おい、ベック…あんまり怖がらせるなっ…!」
「どうした、お頭。もう限界か?」
「…言うじゃねぇか。」
顔を顰める俺にベックがニヤリと笑みを浮かべる。余裕そうなその顔にイラッときたが、確かにこのままじゃ生殺しだ。
「ンアぁっ!?やぁっ!」
「お前もっ…これを味わえば俺の気持ちが分かるだろうよっ…!」
「へぇ…そりゃ楽しみだな。」
下から突き上げる様に腰を動かせば聞こえてくる花子の嬌声。必死に縋り付くその姿に俺な加虐心が煽られる。
(お前をこのまま閉じ込めてしまいたい…。)
ーロー君…。ー
何も考えられなくなるぐらい…俺に溺れろよ…。