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不二周助とツンデレ少女

第20章 霊とデート


ある日、とある霊を助けてほしいと依頼があったのでその霊に会ってみることになった。
「で?どうしたら成仏できるわけ?」
霊「実は俺……超可愛子ちゃんとデートしてみたいんです!一度もデートした事ないから……一回でもデートすれば成仏できそうなんです!お願いします!」
この霊は高校生くらいの少年である。
「超可愛子ちゃんって……どこからが超可愛子ちゃんなわけ?」
霊「ん〜…細身で、色白で、美形で、髪がサラサラで、笑顔が素敵な子かな!ちなみに三神涼子さんは俺的に並みの容姿……あだっ!!」
涼子は霊をハリセンで叩いた。このハリセンは霊体も叩けるのである。
「並みで悪かったな!」
そして涼子は可愛子ちゃんを適当に探して?連れて来た。
越前「ってなんで俺らが!?」
菊丸「こんな格好ヤダにゃ〜…」
不二「…涼子さん?僕らじゃないとダメなの?」
「仕方ないじゃん!私の周りで女顔なのあんたらくらいだし!本物の女友達にやらせるのは何かあったら心配でさせられないし?」
なんと不二、越前、菊丸を女装させて連れて来たのだ。ちなみに服装は親が昔買ってきた涼子が絶対が着ないようなタイプのフリフリした服である。
菊丸「涼子先輩がやればいいじゃん!」
「私じゃダメなの!」
桃城「…あっ!分かった!涼子先輩じゃ美少女って感じしないか……いでででで!!」
涼子は桃城の頰をつねった。
「あんたは黙ってなさい!」
ちなみに男にしか見えない桃城には女装させていないのである。
「なんか拘りが色々あるみたいだから女らしく振舞ってデートしてやって!そうすれば成仏するって言うからさ!」
不二「涼子さんは僕が他の人とデートするの平気なの?」
「え?男だから別に構わないわよ?」
不二「………。」
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