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不二周助とツンデレ少女

第14章 呪われたワカメ


そして切原の両親と電話で交渉して20万支払ってもらう事になりお祓いをしてやった。
切原「……これでもぅ金縛りには遭わないんだな?」
「また更に恨みを買わなきゃ大丈夫でしょ。てか、言う事あるわよね?」
切原「……ありがとうございました。」
だいぶ不満げな顔をしながら言う。
「……『僕はワカメで親は海苔とひじきです。』は?」
切原「んな事言う必要ねぇし!!」

そんなこんなして切原と別れた後…
不二「ところで涼子さん?今日は結構ぼったくったでしょ?」
「あら、人聞きが悪いわね?」
不二「だって、今日はお札使わなかったじゃない?ほとんどお金かかってないんじゃないの?」
「まぁ道具代はかかってないけど〜私の貴重なエネルギーが消費されたからいいのよ。」
不二「クスッ…それもそうか。」
「そうそう!てか、あんた部活行かなくていいの??」
不二「涼子さん見に来てくれないの?」
「行くけど?」
不二「じゃぁ、一緒に行こう?」
「はいはい。」
そしてテニスコートに向かい涼子は少し離れたところから不二の練習を見ていた。すると、再従姉弟の海堂がやって来た。
海堂「涼子姉ちゃん…来てたのかよ。」
「あら、薫ちゃん!この前のワカメチームとの試合の時は惜しかったわね。」
海堂「あぁ…今度はぜってぇ勝つ。」
ちなみにワカメチームとは立海大の事である。涼子の考えてる事がある程度分かる海堂にはワカメチームであっさり通じてしまうのだ。
「薫ちゃんらしいわね!」
海堂「………不二先輩と…まだ続いてるんだな。」
「まぁね〜。アイツ私にまだ飽きないみたいだし。」
海堂「………いつも惚気てるぞ。」
「あぁ……なんか想像できるわ。……てか、こっちガン見してる。」
涼子と海堂が仲良さげ?に話しているのが少し面白くないのか不二は涼子達を遠くからだがガン見していた。
海堂「……俺はもぅ練習に戻る。…たまには近くで練習見てみたらどうだ?…じゃぁな。」
「うん。頑張ってね〜!……!?」
また不二の方を見ると会話が聞こえてたかのように手招きをしていた。
「………たまには近くで見てみるか。」
その日珍しく涼子は近くで不二の練習を見る事したのであった。
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