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不二周助とツンデレ少女

第11章 合宿


そして夕食時、流石の涼子でも人並みに料理を盛ることくらいはできるので手伝った。ちなみにメニューは合宿の定番のカレーである。
不二「涼子さんのカレー美味しそうだね!」
「ただ盛っただけよ?作ったのは1年トリオだし。」
堀尾「あっ!でもカレーの中に一欠片だけど三神先輩が皮剥いたジャガイモ入ってるッスよ!」
不二「えっ!?どれ!?」
「いやいや、流石に誰も分からないから。」
不二「…仕方ないな。とりあえず涼子さんのエキスが多少なりとも入ってるからそれで我慢だな。」
「エキスとか言わないで!気持ち悪いから!」
それから夕飯を食べ終え各自自由に過ごし消灯時間になったのだが…
竜崎「これ!不二!自分の部屋戻らんか!」
不二が涼子と一晩一緒に過ごしたいと駄々をこねていた。
不二「今晩だけでも涼子さんと一緒の部屋じゃダメですか?」
竜崎「ダメに決まっとるだろうが!」
不二「ただ一緒に寝るだけなのでお願いします!」
竜崎「ダメじゃ!」
不二「体触ったり服脱がせたりしないのでお願いします!」
竜崎「ダメじゃ!」
不二「キス以上の事はしないのでお願いします!」
竜崎「ダメじゃ!」
不二「……先生っていつもお綺麗ですよね!」
竜崎「…ん?そうか?」
不二「はい!とても60代には見えないです!」
竜崎「…ん?ワシはまだ50代じゃ!!」
不二「…………先生って信じられないくらい綺麗ですよね!」
竜崎「いいから!さっさと自分の部屋戻らんかい!!」
不二「…ちっ!」
悪足掻きも虚しく、結局自室に戻る事になった不二なのであった。
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