第10章 デートの時撮ったプリクラが心霊写真に!!
休み明けの部室にて…
菊丸「ねぇねぇ、不二?土曜日は涼子先輩と過ごしたんでしょ?」
不二「そうだね。2人きりで長時間過ごせたから良かったよ。でも………」
大石「何かあったのかい?」
不二「2人でプリクラ撮ったんだけどさぁ…」
不二は涼子とのプリクラを取り出す。
河村「へぇ〜プリクラ撮ったんだ!カップルっぽいね!」
桃城「俺見たいっす!」
海堂「やめとけ!!」
みんなで見ようとしたのだが海堂が止めに入る。
手塚「どうしたんだ?海堂?」
海堂「涼子姉ちゃん絡みの写真は見ない方がいい…」
越前「え?なんでっすか??」
海堂「それは………」
不二「……プリクラが全部心霊写真になっちゃったんだ…。」
菊丸「えっ!?心霊写真!?」
乾「ほぅ…それは興味深いな。」
不二「みんなは心霊写真っていうとどういうのを想像する?」
桃城「やっぱ…ぼんやりと顔らしきものが写ってるとかじゃないっすか?」
越前「それか手が肩に乗ってるとか…」
不二「クスッ……それどころじゃないんだよ。」
そう言いながら不二はプリクラを見せた。すると全員が驚く。
大石「これは…想像以上だ…。」
乾「……確かに…一般的な心霊写真とレベルが違う…。」
河村「でもこれならそんなに怖くないんじゃない?」
涼子と不二の心霊プリクラには複数のオッさんの霊がピースしながら一緒に写っていたのだ。
不二「せっかくの涼子さんとのツーショットだったのに…残念な結果になったよ。」