第56章 サンタのおっさん
不二「ねぇ?涼子さん?」
「ん??」
不二「涼子さんはサンタクロースとか何歳まで信じてた?」
「何歳までって…今も信じてるけど?」
不二「……え?」
「サンタは本当に居るからね〜!」
不二「クスッ……そうなんだね。」
「あんた…信じてないでしょ?」
不二「……そんな事ないよ?」
「よし!じゃぁ今夜本物のサンタを見せてあげるわ!」
不二「……ケーキ屋さんの前に置いてある大きい人形とか…駅前でサンタの格好してチラシ配ってる人のことじゃないよね?」
「あー!やっぱ信じてない!んなわけないじゃん!とりあえず今夜寝るんじゃないわよ?」
不二「もちろん寝ないよ?今夜は涼子さんと目一杯イチャイチャするつもりだし?」
「聖なる夜に邪な事ばっか考えてるんじゃないわよ!」