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不二周助とツンデレ少女

第55章 合宿所見学


不二「唐辛子アイスがおすすめだよ?」
「激辛系は遠慮するわ。…裕太君のおすすめは?」
裕太「ん〜……何でも美味いけど…イチゴのクレープとかおすすめかな?あと、涼子さんの好きなチェリータルトも美味いっすよ!」
「よし!チェリータルト1ホール注文するわよ!」
裕太「えっ!?1カットでも結構デカいっすよ!?」
不二「クスッ…大丈夫だよ。涼子さんはサクランボならいくらでも食べれるから。」

それから涼子はチェリータルトを1ホール注文し黙々と食べ進める。

「……………。」
裕太「どうです?美味いでしょ?」
「うん……………」
裕太「……あれ?もしかして…イマイチ?」
「うん……………」
裕太「すみません!俺的には美味いと思ったんだけど…」
「うん……………」
裕太「…聞いてます?」
「うん……………」
裕太「…聞いてないですよね。」
不二「クスッ…涼子さんはサクランボ食べるといつもこうなんだよ?」
裕太「じゃぁ…美味いって事でいいのかよ?」
不二「そうだね。美味しいから黙々と食べてるんだよ。ちなみにこの状態の涼子さんは何言っても『うん』って答えるから面白いよ?」
裕太「……涼子さん、俺の事好き?」
「うん…………」
裕太「……兄貴とここでキスして見せてくれます?」
「うん…………」
不二「えっ!?涼子さん本当?」
「うん…………」
裕太「兄貴、本当にはするなよ?」
「うん…………」
不二「クスッ…僕に言ってるのに涼子さんが返事しちゃってるよ。」
「うん…………」
裕太「本当に何でも『うん』って返事するんだな。」
不二「返事っていうかそもそも聞いてないけどね。」
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