第54章 鏡の中
白石「ところで謙也達は夜中になんでこの鏡のある部屋に入ったんや?」
幸村「そうだよね…わざわざこんなところで何してたんだい?」
謙也「そっそれは……」
切原「別にいいじゃないっすか!」
不二「いや…みんなに心配かけた上に涼子さんの手まで煩わせたんだから話すべきじゃないかな?」
真田「……どうしても言わないとダメか?」
幸村「どうしてもだよ。」
丸井「ジャッカル!話せよ?」
ジャッカル「えぇ…俺が話すのかよ…」
「まさか…夜中にこの部屋の鏡に自分の姿を映すと未来の嫁が見られるとかいうのを信じてやったとか?」
切原「げっ!?この女エスパーかよ!?」
「あっ…マジなんだ?…ぷふっ!超ウケる!!」
涼子は腹を抱えて笑い出す。
忍足「お姉さん…そんな笑わんといてな…。」
「だってさ…今時そういうの信じるとかさ〜!ぷふっ!」
不二「涼子さん?笑ったら…ぷふっ!可哀想だよ?」
切原「不二さんだって笑ってるじゃないっすか!!」
白石「…ところでその未来の嫁さんは見られたんかいな?」
謙也「閉じ込められたんや!見られるわけないっちゅー話しや!」
終