第51章 暫しの別れ
「てか、あんたも可愛いところあるのね?」
不二「…え?」
「普段、年下って感じしないからさ〜。」
不二「…僕、涼子さんよりも2歳年下なんだけどな?」
「いや〜、なんか普段大人びてるからさ…こんなに寂しがるとは思わなかったわ。」
不二「僕…14歳の中学生だよ?……まだまだ彼女に甘えたいんだけどな?」
不二は涼子頬に手を触れる。
「………周助……今日は…好きなだけ甘えても…いいわよ?」
不二「…本当に?」
「…うん。周助…おいで?」
不二「…涼子さんっ!」
不二は涼子に抱きついた。
不二「今日は…離さないからね?」
終