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不二周助とツンデレ少女

第6章 夏風邪


不二「涼子さん!大丈夫??」
「あっ!周助!熱は下がったよ?てか、あれ?帰り早くない?」
不二「え?そんな事ないよ?もぅ夕方だし。」
「えっ!?」

外を見るともぅ日が暮れていた。

「……私、だいぶ寝ちゃったのね。」
不二「いいじゃない?具合悪かったんだし。もぅ大丈夫そうだね。よかったよ。」

不二は涼子の頭を撫でた。

「うん……心配かけて…ごめん…。」
不二「……なんか妙に素直だね?」
「妙とは失礼な!!」
不二「だっていつもなら頭撫でたりすると子供扱いするなとか私のが年上とか言うじゃない。」
「っ!?そうよ!私のが年上なんだから子供扱いすんなっての!」
不二「はいはい、怒んないでって。でも早く治って本当に良かったよ。これで大会も来られるね!」
「え〜…暑いからちょっと憂鬱〜。気が向いたら行くわ。」
不二「クスッ…いつもの涼子さんだね。」

それから夕食を食べてお風呂に入って汗を流し早めに休むのだが…

不二「涼子さん?今日こそ一緒に寝ようか?」
「は!?何言っちゃってんのよ!?」
不二「いや、いつも一緒に寝たいなとかあわよくばその先もしたいと思ってるけど?まぁ、今日は病み上がりだからくっついて寝るだけにするよ。」
「………私、今日はお母さんと一緒がいい。」
不二「えっ!?どういう事!?」
「……別にいいでしょ!たまには…」
不二「たまにはって…僕と一緒に寝てくれた事ないのに!?」
母「あらあら…母さん周助に勝っちゃったわ。」

そして涼子は不二母と一緒に寝る事になった。

不二「…まぁ、嫁姑仲が良いのは悪い事じゃないか。」
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