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不二周助とツンデレ少女

第47章 お祭り


「……私〜そんなに大きな口開かない〜。だから自分で食べる〜。」
不二「クスッ…大丈夫だよ。涼子さん僕より口大きいじゃない?」
「あんた失礼だな!てか、ちょっとブリって言ったのはスルーかい!?」
不二「え?……可愛く言ったつもりだったの?全然分からなかったよ。」
「……もぅ忘れろ!!
不二「クスッ…冗談だよ。涼子さんはいつも可愛いよ?」
「……黙って食べちゃいなさい。」
不二「…たこ焼き食べなくていいの?」
「……1つ貰うわ。」
こうして結局1つ食べさせてもらうのでした。恥ずかしさより食い気が勝つ涼子なのである。
「さてと!ある程度お腹に溜まったところで甘いもの食べますか!」
不二「いいね。やっぱりチョコバナナ?」
「チョコバナナも食べたいけど…かき氷とあんず飴とクレープも食べたいのよね〜。」
不二「涼子さんなら全部食べられるんじゃない?」
「いや、流石に全部は無理よ?…………よし!とりあえず先ずはチョコバナナ食べながら考えましょう!」
そしてチョコバナナを買って食べるのだが…
不二「………………。」
「………何ニヤニヤしながら見てんのよ?」
不二「ニヤニヤなんて酷いなぁ。ちょっと…アレを咥えてるように見えるなぁと思いながらニコニコ見てるだけだよ?」
「……アレ?」
不二「うん。」
「………どれの事??」
不二「クスッ…涼子さんは知らなくていいよ。」
「………なんかそう言われると気になるわね…何か言いなさいよ!」
不二「じゃぁ……(コソコソ)」
耳元で囁くと涼子は顔を赤くした。
「なっ…このバカ!こんなとこで変な事言ってんじゃないわよ!」
不二「クスッ…涼子さんったら赤くなっちゃって可愛い〜。」
「ゔっ……そういう事ばっか言ってると置いて行くわよ!」
さっさと残ってたチョコバナナを食べ涼子はちょっと怒りながらは歩いて行く。
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