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不二周助とツンデレ少女

第46章 孫再び


ある日、不二はまた未来からやって来た孫の萌と涼子の家で雑談をしていた。

不二「へぇ〜…手塚ってそんなに今と変わらないんだ?」
萌「そうなんだよ〜!だからこの前見た時びっくりしちゃってさ〜!髪が白髪になって年々おでこが広くなってシワが増えただけであのまんま!表情硬いの!」
不二「クスッ…それって結構変化ある気もするけどなぁ。…もしかして大石も髪が薄くなってたりする?」
萌「よく分かったね!大石のおじちゃんは…てっぺんがちょっと…ね?」
不二「クスッ…大石は神経質なとこがあるし苦労人タイプだからストレスで薄くなるんじゃないかとは思ってたよ。」
萌「あはっ!やっぱおじちゃん達も昔からあんま変わらないんだね〜!ちなみに桃おじちゃんも結構おでこ危ないよ?」
不二「クスッ…桃はワックスの影響かな?」
萌「更に男性ホルモンも多そうだもんね〜!『桃おじちゃんの頭は昔はセットしてカッコ良かったんだからな〜?』って会う度に何回も言うんだよ?」
不二「クスッ…何回も同じ事を繰り返すって…すっかりお爺さんって感じだね。」
萌「まぁ結構な年齢だから仕方ないんだけどさ〜。で、桃おじちゃんのそのセリフの後に英二おじちゃんが『桃は同じ事毎回言って…すっかり年寄りだな〜!』って必ず突っ込むの!あっ、英二おじちゃんは髪の毛ふさふさね!」
不二「老人になっても英二と桃は連んでるんだね。」
萌「うん!遊びに来る時基本いつも一緒!あと、薫おじちゃんなんだけど〜バンダナいつもしてるし取ったところ見せてくれないから頭が謎なんだよね…。」
不二「……見せないって事は薄いんじゃないの?」
萌「あぁ、やっぱそう思う?前にこっそりバンダ取ってやろうとしたらマックスで怖い顔して『それを取ったら…その瞬間貴様の人生終了だ…』って言うんだよ!この前見た時、昔から怖い顔なんだなぁとは思ったけど…歳と共に更に怖さが増したかも!」
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