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不二周助とツンデレ少女

第45章 未来からやって来た


不二「涼子さん、おはよう。」
「…………ん〜……おはよ…今日サボるわ……。」
萌「おばあちゃんって…昔からこんな感じだったのね…。」
「………ん?あんた誰??どこかで見たような顔な気もするが…てか!おばあちゃんって何さ!?」
萌「おじいちゃんにもさっき説明したんだけど…私は未来から来たあなたの孫です。不二萌っていいます!」
「……は?周助の妹??」
不二「いや、僕に妹はいないし。未来から来た孫だって言ってたじゃない。」
「………あんたら私を揶揄ってるの?」
萌「揶揄ったりしないよ!おばあちゃん下手げに揶揄うと怖いし。」
「おばあちゃん言うな!私はまだ女子高生だっての!」
萌「あっ…ごめん………。てか、信じてくれない?」
「未来とか言われてもね〜。なんか証拠は?」
萌「おじいちゃんとおばあちゃんの事色々知ってるよ!2人が初めてキスするまでにおばあちゃんが奥手過ぎてかなり時間かかった事とかおばあちゃんがシュークリームの事考えてたらおじいちゃんの頬っぺたを吸ってキスマーク付けたとか、それから……」
「もぅいいから!!」
萌「おばあちゃんがおじいちゃんの名前呼ぶのにしばらくの間いちいち照れてたってのも知ってるよ?」
「分かったから!信じるからもぅ黙りなさい!……周助は信じたの?」
不二「実は半信半疑だったんだけどね…さっきの話聞いて信じたよ。キスマークの話は誰にもしてないはずだからね。」
萌「おじいちゃんが言ってたんだ!よく昔のアルバム一緒に見ながらおばあちゃんとの思い出を語るのがおじいちゃんの趣味!」
「まさか…毎日聞かされてるの?」
萌「うん!それでおじいちゃんの昔の写真見てるうちに…カッコイイから生で見たくなっちゃって〜!写真以上にカッコイイからびっくりだよ〜!おじいちゃんになった今でもカッコイイんだけどね!」
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