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不二周助とツンデレ少女

第39章 体育祭


「ハァハァ…これで8人連続……まさか!?」
不二「最後は僕だよ?」
「…………私じゃないとダメ?」
不二「うん。涼子さんじゃないと絶対ダメなんだ。」
「でも私もぅ体力の限界だし…」
不二「クスッ…じゃぁ僕がゴールまで運ぶよ。」
そう言うと不二は涼子をお姫様抱っこした。
「えっ!?ちょっと!!こんなところでやめてよ!」
不二「いいじゃない?これなら涼子さん疲れないし!さぁ、行こうか?」
涼子は不二にお姫様抱っこされながら1位でゴールした。ちなみにこの時も不二ファンから大ブーイングがあった。
不二「涼子さん、ありがとうね。お疲れ様!」
「あぁ…うん…。てかさ?みんな紙に何て書いてあったのよ?」
涼子が聞くと不二以外が目を逸らした。
「………ちょっと〜!係りの人〜!コイツらが持ってた紙見せて〜!」
海堂「えっ!?おい!やめろ!!」
係「はいは〜い!ちなみに順番通りになってます!」
「ありがと!」
そして涼子は借り物の紙を見る。すると書いてあったのは…海堂が『バカ』、菊丸が『乱暴な人』、越前が『怖い先輩』、手塚が『ガサツな人』、河村が『強そうな人』、乾が『変人』、大石が『怪力女』、桃城が『動物に例えるとゴリラっぽい人』、不二が『好きな人』であった。
不二「君達…僕の涼子さんに失礼じゃないかい?」
「貴様ら………許さーん!!」
こうして部活対抗借り物競争は無事1位になったのだが涼子を怒らせた不二以外の部員は恐ろしい目に遭ったのであった。


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