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不二周助とツンデレ少女

第39章 体育祭


青春学園中等部の体育祭の時のこと…涼子は少し離れたところで見学することにした。
不二「もっと前で見ればいいのに。」
「周助の出番になったらその都度移動するわよ。」
不二「そう?じゃぁ、次は部活動対抗借り物競争だから前で見てね!」
「へ?リレーじゃないの??」
不二「うん。今年は借り物競争で1位がどの部活が多いかで勝敗を決めるんだ。」
「……なんか変なの。」
不二「まぁ変わってるかもね?とりあえず見ててね!」
そう言うと不二は入場門の方へ向かい、涼子は前の方に移動した。
この部活対抗借り物競争はレギュラー陣とその他数名が出場するらしい。
第1走者目は海堂である。
海堂「涼子姉ちゃん!一緒に来てくれ!」
「へ?私!?」
海堂「そうだ!ほら、早く!!」
海堂に手を掴まれ涼子はゴールへ向かい見事1位となった。
「ところで薫ちゃん?紙には何て書いてあったの?」
海堂「………気にするな。」
「気になるし!てか、見せてよ?」
そんなこんなしていると第2走者の菊丸に声をかけられる。
菊丸「涼子先輩!お願い!来て!!」
「は!?また!?」
菊丸「いいから!!」
涼子は菊丸に強引に手を掴まれゴールへ向かった。また1位である。
「……で?何て紙に書いてあったの?」
菊丸「へ?……内緒にゃ!」
「は!?教えなさいよ!?」
越前「涼子先輩!!来て!!」
「え!?」
またもや涼子が呼ばれ越前と手を繋ぎ1位でゴールする。
「ハァハァ…なんで私ばっか……」
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