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不二周助とツンデレ少女

第38章 アームレスリング


不二「涼子さん…だから最近様子がおかしかったのか……部屋のあらゆる所に今まで見かけなかったダンベルが放置されてたのも…この大会の為に鍛えてたからなんだね。」
裕太「(ダンベルが放置って…)…まぁ良かったな!兄貴!」
菊丸「でもさ〜なんで涼子先輩騒いでるわけ??」
乾「彼女の今までの行動や性格を分析してデータを出したところ、うっかり優勝してしまったので2等と換えてくれと騒いでいるのだろう。」
こうして涼子は準優勝の大関が退場してしまった為、結局1等と2等の賞品の両方を貰ったのであった。
不二「涼子さん!」
「あっ…周助!?なんでここに!?」
不二「たまたまね…。まさか涼子さんがアームレスリング大会に出てるなんて思わなかったよ。」
「ゔっ……内緒にしてたのに…」
不二「……僕が欲しがってたカメラの為に頑張ってくれたんでしょ?」
「……知ってたの?」
不二「乾がそうだろうって言ってたからさ。」
「流石ストーカー四角眼鏡ね………周助、カメラ貰ってくれる?」
不二「こんな高い物…本当にいいの?」
「うん!だって参加費で2000円払っただけだから大した事ないし!」
不二「ありがとう。少ないけどお礼に今度ファミレスで何かご馳走するね?」
「マジ!?デザート食べていい??」
不二「もちろんいいよ!」
菊丸「ねぇねぇ!ちょっといい??」
不二「……何だい?英二?」
菊丸「1等の旅行は2人で行くんだよね!?」
「………売っぱらって金にする?」
桃城「えー!!勿体無いッスよ!!」
菊丸「行って来なよー!で、お土産よろしく!」
「……中学生と高校生の男女が2人で旅行とか不味くない?」
越前「…涼子先輩って意外と真面目だよね。」
「意外は余計だっての!!」
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