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不二周助とツンデレ少女

第38章 アームレスリング


涼子がそんなこんなしている時、不二と裕太はテニスをする為に公園へ向かっていた。
菊丸「不二〜!裕太君〜!!」
裕太「あっ、皆さんこんにちは!」
不二「英二に…みんな?どうしたの??」
大石「みんなで公園でやってるイベント行こうって事になってさ。あっ、桃と越前は用があるから先にイベント会場行ってるって!」
河村「不二は三神先輩と一緒かと思ったんだけど英二がもしかしたら今日は会ってないかもって言ってたから不二も誘おうと思って家に向かってたところなんだ。」
不二「……英二?なんか余計な事言ってないよね?」
英二「いっ…言ってないにゃ!倦怠期とか素っ気ないとか。」
不二「クスッ…言ってるじゃない?後で覚えといてね?」
菊丸「ひー!!」
乾「菊丸が後で酷い目に遭う確率100%…。」
海堂「そんなの言わなくても誰もが分かるッスよ。」
手塚「…ところで不二はどこか出かけるところだったのか?」
不二「うん。裕太と公園でテニスしようかって……そうか、イベントやってるからテニスできないかもしれないね。」
裕太「えー!!しゃーねぇな…せっかくだし、とりあえず俺らもそのイベント行ってみるか?」
不二「……そうだね。」
そしてみんなでイベントをやっている公園へ向かうとアームレスリング大会の舞台で涼子が騒いでいるのが見えた。
不二「…ん?あれは…涼子さん??」
裕太「なんで涼子さんがアームレスリング大会に??」
裕太は涼子がどのくらい怪力なのかよく知らないのである。
乾「ふっ…なるほどな。」
海堂「何がなるほどなんスか?」
乾「賞品を見てみろ。」
菊丸「え〜と、1等は……大阪旅行ペアご招待だって!」
河村「あぁ、三神先輩はそれを狙ってたわけか!」
乾「それは違うな。三神先輩が狙ったのは2等のカメラだ。」
大石「ん?三神先輩って写真が趣味なんだっけ?」
手塚「………不二への贈り物にするつもりだったのか?」
乾「ふっ…その通りだよ、手塚。」
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