第36章 私の彼氏
仕方ない……思い切って自分から抱き着いてみましょう。キスよりはハードル低いしね?
そう思いながら私は周助に抱き着いた。すると周助は私を抱きしめ返す。
不二「あぁ……幸せ……。」
「あのさ………」
不二「ん?なに??」
「好き……。」
不二「……え?」
「周助の事…好き!!もぅ言わないからね!!」
不二「クスッ…えぇ〜、もう一回言ってよ?」
「もぅお終い!」
不二「クスッ…残念だなぁ。………僕も涼子さんの事好きだからね?好きっていうか大好き…いや、愛してるよ?」
「…分かってるし。」
やっぱ素直に嬉しいとか言えないんだよなぁ。
私は周助が好き。周助が居ない人生なんて考えられないくらい好き。
終