• テキストサイズ

不二周助とツンデレ少女

第34章 四天宝寺


不二「クスッ…やっぱり今日はダメか。…じゃぁ、優勝したら………なんでもしてくれる?」
「…………うん。いいよ?」
不二「クスッ…約束だよ?………あのさ、今キスしたいな?」
「……えっ?ここで?」
不二「うん。頑張ったご褒美に……してほしいな?」
「…………仕方ないわね…今日だけ特別だからね?」
そして珍しく涼子から不二にキスをしようとするのだが…
「…………ちょっと!!そこで覗き見てるのは誰よ!?」
不二「えっ…………」
覗き魔の正体は先程対戦した四天宝寺の白石であった。
「あんたは…さっきの………えっと…黒石君?」
不二「涼子さん、白石だよ。」
白石「いや…たまたま不二君を見かけたから声かけよう思ったんやけど………そしたら彼女とお楽しみ中だったみたいで…えっと……なんか…すまんな?」
「なっ!?お楽しみ中言うなっての!!」
白石「でも抱き合ってたりキスしようとしてたやん?」
「………貴様!今見た事は今すぐ脳内から消去しなさい!!できないなら今すぐこの手で脳ごと破壊してやる!!」
白石「なっ…なんでこの姉ちゃんこんなキレてんねん!?」
不二「白石…すまないね。涼子さんはとても奥手だからラブラブなところを見られるのをとても恥ずかしがるんだよ。」
白石「えっ!?じゃぁ、こんなとこでキスしようとすんなや!見られたいと思われても仕方ないで……あだだだだ!!」
「だから忘れろ言ってんだろうがー!!」
涼子は白石にプロレス技をかけた。
不二「白石……ご愁傷様。」
こうして白石少年の短い生涯は幕を閉じた。
白石「勝手に殺すなや!!」


/ 347ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp