第32章 乾汁と幼女
「何がツンデレロリータよ!絶対着ないからね!!」
不二「いや、絶対に着るべきだよ。」
「嫌よ!恥ずかしい!!」
母「涼子ちゃん?着て??」
「無理ですー!!」
由美子「絶対似合うから!!」
「似合わないですってば!」
裕太「涼子さん!この通りです!!」
「頭下げられたって無理ー!!」
父「……パパが泣いちゃってもいいのかい?」
「ゔっ…泣き落としは卑怯じゃないの!?」
父「我らの欲望を満たす為なら手段なんか選んでられないんだよ!!」
「そっ…そんなー!!」
こうして不二一家のしつこさに根負けした涼子はツンデレロリータに変身した。
母「まぁ!やっぱり似合うじゃないの!」
裕太「流石、涼子さんだよな!」
「………なんかいけない事してる気分。」
由美子「そんな事ないわよ!ねぇ?周助?」
不二「そうだよ。本当に可愛いなぁ…涼子さん!可愛いよ!!」
不二はカメラを構え写真を撮りまくる。
父「さぁ!涼子ちゃん!可愛いポーズしながら決め台詞をどうぞ!」
「え??可愛いポーズ??決め台詞って何??」
不二「小首を傾げながら『涼子ちゃん、子供だから何も分かんな〜い。』だよ?」
「んなこと言えるかーい!!」
終