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不二周助とツンデレ少女

第31章 不二の香り


それから涼子が不二家で夕飯をご馳走になり帰宅した後、裕太は風呂に入る。
匂いの事が気になりとりあえず自分の靴下やら下着の匂いを嗅いでみた。
裕太「……ゔっ!臭っ!!」
やはりしっかりと思春期の男の汗臭がするのだ。
裕太「……兄貴のって…臭くないのか?」
今なら不二は涼子を送って行って居ないので嗅いでみることにした。そして恐る恐る洗濯カゴから兄の靴下を取り出す。
裕太「…ちょっとだけなら……別に変態じゃない…よな?」
そう言いながら兄の靴下を自分の鼻に近付けようとすると…
不二「……裕太?何してるんだい?」
タイミング悪く靴下の匂いを嗅ごうとしているところを見られてしまった。
裕太「なっ!?なんで兄貴が!?」
不二「なんか今日は裕太の様子が変だから気になってね。2人で話そうかと思ったんだけど……それよりなんで僕の靴下を手に持って顔を近付けてるの?」
裕太「えっ…いや…別に?この靴下履き心地良さそうだなぁって……」
不二「クスッ…噓付いちゃいけないな?」
裕太「あっ…その…ごめん!」
不二「クスッ…いいよ。僕の靴下の匂い嗅いでいけない事ようとしてたんだね。悪い子にはお仕置きしてあげないとね?」
裕太「たっ…ただ!匂い嗅いでみただけなんだよー!!」
それから裕太に恐ろしい事が起きたのだが…どんな恐ろしい事なのかは不二兄弟しか知らない。
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