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不二周助とツンデレ少女

第27章 裕太の彼女!?


そんなこんなしていると運悪くルドルフのテニス部員に会う。
柳沢「あっ!裕太だーね!」
観月「おや?今日は実家に帰ってたのでは………裕太君?密着しているそちらの女性は?」
裕太「あっ…えーと…その…この人は他校の……」
不二「こんにちは、裕太の彼女の不二子です。」
柳沢「えー!?裕太に彼女!?知らなかっただーね!そっちのお姉さんは…確か裕太の義姉の涼子さんだーね?」
「いや、まだ義姉になってないからね?」
不二「涼子さんは周助君のお嫁さんになるんだから義姉でいいんだよ?」
満面の笑みで不二子は言う。
観月「ところで裕太君?彼女を連れてわざわざ学校まで何か用ですか?」
裕太「いや…ちょっと会わせたい人が居て…。」
「ねぇ、思ったんだけど不二子ちゃんガン見してるそこのサーファーみたいな男は誰?」
観月「あぁ…彼はテニス部部長の赤澤君ですよ。」
何気に赤澤も居たのである。
「えっ!?黒いのに赤澤!?なんで!?」
赤澤「名前と色黒は関係ないだろ!?」
「………ところでなんで不二子ちゃんガン見してんの?惚れた!?」
赤澤「なっ…そんなんじゃ……」
あからさまに赤澤は照れる。
「やっぱりね…でも不二子ちゃんは裕太君の彼女だから諦めるしかないわね?(男だから裕太君の恋人じゃなくても諦めるしかないんだけどね。)」
赤澤「ゔっ……(裕太め…こんな美人の彼女を…羨ましい…)裕太…幸せになれよ?」
裕太「えっ…あっ…はい。(幸せにって…これ兄貴だしな…。)」
不二「クスッ…赤澤さんって後輩思いの素敵な先輩ですね。」
赤澤「………不二子さん………裕太と付き合う前に出会いたかった…」
不二「クスッ……きっと私なんかより可愛い子が現れますって。」
裕太「じゃぁ、俺ら向こうに用あるんで!またっ!」
観月「えぇ。(…なんかこの女性…誰かに似てるような気が…それに不二子って…)」
なんとかバレずに済みルドルフの面子と別れると目的の裕太に告白してきた女子とご対面する。
ちなみに涼子は離れた場所で隠れて様子を見る。
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