• テキストサイズ

不二周助とツンデレ少女

第25章 コスプレ


不二「ねぇ、涼子さん?またこれ着てほしいんだけど?」
不二はメイド服を出した。
「えぇ…イヤよ…。そんなフリフリブリブリしたやつ!」
不二「この前着てくれたじゃない?」
「この前はお母さんに言われたから……。」
不二「母さんの言う事は聞いてくれるのに…僕の言う事は聞いてくれないの?」
少し悲しげな顔をしながら言う。
「ゔっ……」
不二「ね?お願い??」
「………ちょっとだけよ?」
不二「やったぁ!」
そして渋々だが涼子はメイド服を着た。
不二「………涼子さん、とても似合ってるね。アキバのオタク達がメイド見て萌えてる気持ちが分かるようになったよ。」
「…………勢い余ってメイドカフェ通うようにはならないでね?」
不二「それは大丈夫!涼子さんメイドしか興味ないから!」
「あぁ…そうかい。で?脱いでいい??」
不二「……裸になってくれるならいいよ?」
「なっ!?何言ってんのさ!?もぅ着替えていいでしょ?ってこと!」
不二「まだダメだよ!涼子さんのメイド姿を写真に納めてないんだから!」
「いやいや、私を写真に撮ると心霊写真になるんだって。」
涼子は霊力が強いため霊がやたらと寄ってくる上に涼子の霊力を浴びた霊が写真にガッツリ写るのである。
不二「大丈夫!お清めの塩持ってきたし!」
「…そんなんで効くかしらね。」
ちなみに今までお清めの塩を買うお金が勿体無くて対策をした事がないのである。
不二「僕の黒魔術もかけてあるからきっと大丈夫!」
「………まぁ…そこまで言うなら撮ってみれば?」
/ 347ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp