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不二周助とツンデレ少女

第24章 兄弟喧嘩


「そういや裕太君元気してる?最近全然会ってないからさ〜!」
いつものように登校中、涼子は何気なく不二に聞く。
不二「………さぁね。裕太の事は知らないよ。」
「え?いつも裕太裕太煩いくせに??電話くらいはしてるんでしょ?」
不二「…………さぁね。」
「……何かあったの?」
不二「別に?腹が立つ事なんて何もないけど?」
「あぁ…喧嘩したのね。」
不二「違うよ!裕太も姉さんも分からず屋だから…」
「ん?2対1での喧嘩?」
不二「………喧嘩じゃないけどまぁ1対1対1かな?」
「……………3人で意見が割れたわけか。いったい何で喧嘩になったわけ?」
不二「だから…喧嘩とは違うんだよ。ちょっとある事で意見が食い違って言い合いになってね……」
「だからそれが喧嘩でしょ?で?だから何が原因??」
不二「……それは内緒で。はい!この話は終わり!そんな事よりこの前……」
強引に話題を変えられ何で喧嘩したのか涼子は知る事ができなかった。
内緒にされるとどうしても気になるので涼子はこっそり先に帰って不二母に事情を聞こうとしたのだが…
不二「涼子さん、今日は部活休みだから2人でゆっくり過ごそうか?」
「あぁ…うん。」
こんな時に限って部活が休みで上手くいかないのであった。
「今日は周助の家行きたいな〜?」
不二「クスッ…もしかして母さんに会いたいの?」
「まぁ、そんなとこ!さっきお母さんにラ◯ンしたらクッキー作ってあげるから是非おいでって!」
不二「そっか…じゃぁ、いつも涼子さんの家でイチャイチャしてるから今日は僕の家でイチャイチャしようね?」
「べっ…別にいつもイチャイチャなんてしてないでしょ!」
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