• テキストサイズ

不二周助とツンデレ少女

第23章 格闘家?霊集団


そして夕方、格闘家霊集団を成仏させる為にとある道場へ向かった。この道場に格闘家霊が集まってしまった為、除霊を依頼されたのだ。
「ところで…またあんたらも付いて来るわけ?」
また興味本位で菊丸、乾、桃城と強引に連れて来られた越前も一緒なのである。
桃城「だってなんか面白そうじゃないッスか!」
菊丸「そうそう!な?おチビ?」
越前「俺は別に……桃先輩が来いって言うから…」
乾「ふふふ…いいデータが取れそうだ。」
不二「どうでもいいけど、涼子さんの邪魔しないでよ?」
菊丸「分かってるって!」
そんなこんなで格闘家霊集団とご対面する。この霊達は霊能者と格闘家にしか見えないので実体化させる札を貼って誰にでも見えるようにした。
不二「……涼子さん?」
「何よ?」
不二「相手は格闘家なんだよね?」
「そうだけど?」
不二「……ねぇ、この人達格闘家と違うよね?」
「あぁ、言ってなかったっけ?正確には元格闘家が色々あって道を踏み外しちゃった集団ね?元レスラーとかが凶悪異常犯罪者になっちゃったみたいな?」
菊丸「なんか金属バットや釘バット持ってんのも居るよ!?」
「喧嘩大好きな不良の霊も混ざってるみたいね〜!」
桃城「あっちは猟銃持ってるッスよ!?」
「元猟師ね!人間を何人も撃って死刑になった霊よ。」
越前「あの男……どう考えても人間じゃないッスよね?」
「あぁ、改造人間ね!やり過ぎてあぁなったのよ。」
乾「あのドリルを持った奴は…」
「異常殺人犯ね!かなり昔だけどあったじゃん?ドリル使った殺人鬼!」
不二「まともな格闘家が居ないじゃない!涼子さん!危険過ぎるよ!なんでこんな仕事引き受けたの!?」
「だから報酬が多いからだって!大丈夫よ?あんなのにやられる私じゃないから!てか、結界張るから離れてて?離れてないとあんたらの首が吹っ飛ぶかもよ?」
/ 347ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp